台湾ではお粥は食べるべきものの一つ

忘れられないお粥の記憶

何十年前、最初に台湾を訪れた時は遅い便で台北に着陸しました、台北市内のホテルに着いた時、おなかが空いていたので、家族3人で夜の街にくり出し、お店を探しました。

11時を過ぎていたので食事処が見つからず、ディスコ的なお店に入りましたが、ピザとかスパゲッティとかしかなく、わざわざ台湾まで来ては食べたくないとビールと「何か」を食べました、「何か」は忘れてしまいましたが、お店のインテリアは独特で海賊船とか密林とかそんな感じで楽しかった記憶があります、どこだったか探しましたが、今はこのお店はないみたいです。

しばらく歩いていたら、お粥屋さんがあり、食いしん坊の私は狂喜乱舞です、台湾の本場のお粥が食べられるぞー!ってね、夜中なのにお粥にありつけるなんて幸せです。

ずいぶん前なのでお店の名前は忘れましたが、器は煎じ薬を煮詰めるような形をしていて身体に良さげで食欲をそそるものでした、夜中に営業で食器は黒い色でしたから、多分「」というお店だと思います。

台湾は味も優しい

私は鳥ガラ味のお粥を注文、シイタケの味もしていて、とてもやさしい味で、それでいて深みのある味、うっすらと漢方の香りもあり毎日食べたいくらいです、それだけでもほんとうに台湾が愛しく思えました。

本当に美味しかった、今でも忘れられない味です

日本のお粥やお茶漬けも美味しいですが、どちらかというと調子が悪い時とかに食べるものみたいな感じです、さっぱりしてますよね、ささっと食べられるし、梅干し、明太子、シャケを乗せたお茶漬けは日本の味です。

それだけで大人しくホテルに戻って休めば良いのに、なぜかアイスクリームも食べたんです、夜中なのにどこで手に入れたのかは覚えてないのですが、とても甘くて食べられず、ホテルの植え込みに差してしまいました、ほんとうに申し訳ないです、でも昨今は、台湾でもそんなに甘いアイスクリームには出会わないですね、スィーツも優しい味です、台湾は何でも美味しい!