台湾の朝ごはんは安くて超美味しい

台湾で朝は少し早めに出掛けてみると、昼間、夜に歩いていて気づかないお店を見つけます、それは朝ごはん屋さんだったりします。

台北駅からMRT板南線で次の駅、「善導寺駅」で降り5番出口からすぐのところに「台湾で一番の朝ごはん」と言われている有名なお店で「阜杭豆漿」(フーハンドゥジャン)があります、華山市場というビルの2階にあり、出口から行列が見えますからすぐ分かります、朝の5時半からやっているみたいです。

シェン豆じゃん(ドウジャン)はここに行ったからには、ぜひとも食べてください、絹豆腐を崩したようなとろとろ感があり、ネギ、干しエビ、ザーサイ、黒酢、油パン(油條)が入っていて、食べ応えがあります、パクチーが苦手なら、注文時に伝えるように!30元。

厚餅夾蛋(ホウピンジャータン)これもおススメ、店内にある壺窯で焼いているので香ばしい匂いが食欲をそそります、壺窯の内側にパン種を張り付け一枚づつ焼いてくれます、そのパンにネギ入りの卵焼きを挟んで食べやすい大きさに切ってくれます、38元。

デザート感覚では甘いパン(焦糖甜餅)20元。

飯團(ファントン)台湾式おにぎり、これはザーサイや台湾風肉そぼろ、それに油條をご飯に包んで棒状のおにぎりにしてあるものです、これはちょっとヘビーですのでおなかいっぱいになります、35元。

あとほんのり甘めの豆乳で甜豆ジャン(ティエンドウジャン)選ばれた大豆から毎朝、新鮮な豆乳が作られています、冷たい(ピン)と温かい(ズア)があります25元。

油パン(薄餅油條)を豆乳につけて食べている方も多いですがシニアには朝から食べるのは勇気がいります、38元。

行列が長くても楽しい

いつ行っても行列です、でも、回転が速いので行列の割には早く順番が来ます、並んでいると案内のおじさんが「お待たせしてごめんなさい」的な事を言いながら、」頭を下げ、作り立てのパンを差し出してくれます。

その行列には日本人がいっぱいいますが、さまざまな国の方が並んでいて美味しさは世界共通なのですね、行列が進んで階段を上り店内に入ると厨房がガラス越しに見えてきますので、待ち時間も楽しめます。

店内はこんでいますし、店員さんも忙しいので、注文は大きな声で言わないと怖い顔で聞き返されましたが、最近は注文票を渡すようになりました、日本語もOK!です。

とりあえず、トレイに朝ごはんを確保したら、もう一つ困難があります、それは席取り、日本人は遠慮がちになりますが、それではいつまでも座れません、コツは食事が終わりそうな人のそばで待てばいいのです、私のおススメですが、あからさまな態度はやめてね。