台湾の九份は期待を裏切らない
度々、台湾に行っていると、必ず行きましたか?と尋ねられる場所が「九份」。
日本では誰もが知る映画「千と千尋の神隠し」の世界がモデルとも言われている、それ以来というもの九份は台北郊外の観光の一大観光スポットになり、日本人に絶大な人気を誇っています。
ノスタルジックな雰囲気は日本人の心を掴みます、ですけど、雰囲気を楽しむには人が多すぎて、おばさんは人をかき分け歩くだけで精一杯になってしまいました、それでも食べたいものはゲット、見たいものは辛抱強く待つのです。
石畳の急な階段を上っていくと、茶藝館やお土産屋が両サイドにびっしりと並んでいて、終点とか目的地ってどこなの?って迷路のような細い道を行ったり来たりしました。
薄暗くなる夕方からは街はオレンジ色が眩しいレトロな街へと変貌していきます。
台北から意外に近い
台北から随分と遠いと思われがちですが、台北駅から台湾鉄道に乗って「瑞芳」駅までは特急で40分ですが、又そこからバスに乗り換えて20分程かかります、私は乗り換えが面倒なので、板南線、路線図では濃いブルーの線の「忠考復興」駅から直通バスに乗りました、台北駅から3っつ目の駅です、乗り換えなしですからおススメ!温厚な台湾人の運転手さんですが、運転は意外にスピードを出しています、現地までは大体1時間半くらいかな。
通路には人がいっぱい!特に夕方は多いですね、両サイドにはお店が並んでいて楽しめます、目についたのが下駄屋さん、下駄といってもおしゃれなサンダルですね、出来合いのものから、デザインを自分で選んでその場で仕上げてもらう事もできます、700元から1000元(1元=3,6円くらい)程でおしゃれなサンダルが買えます。
小腹が空いたら、牛肉麺、魚のすり身スープ、いも団子がおススメ、台湾のB級グルメは味も量も満足、それからスイーツも充実していて、かき氷、豆花は本当に美味しい!今風のオシャレなお店も混在しています
台湾茶の「東方美人茶」を「九份茶房」という茶屋で九份の山あいの風景をテラスで見ながら飲みたい!というあこがれありました、大混雑でしたが何とか席を確保、案の定、テラスは座れずで残念。
注意するのは山あいの街ですから天気は不安定、傘、カッパは必需品です
横道に入るのもおススメ
「千と千尋の神隠し」的で有名な建物を写真で撮るスポットはさらに大混雑です、又、メインストリートから横道が幾つかありますが、行ってみるとこれも楽しいです、茶器の専門店がいくつもあって、流石にお茶文化の国のお店です、素敵な茶器に出会えます、また山あいの景色が癒してくれます、いつまでもここにいたい思いでした。