シンガポールは暑くて寒い

チャンギ空港に降り立った時、南国特有のムッとする暑さを感じます、赤道直下ですから、外気温は冬でも暑く感じます、一年を通して平均30度以上、最低気温の平均は24度前後、10月~3月は雨期、4月~9月は乾季のようにおおまかに二つに分かれる気候のようです。

最近行ったのは、新型コロナがこれから猛威を振るう2020年の1月の後半でした、ちょうど旧正月の最中でしたが、シンガポールの正月休みは2日程、初日はお店終いが早く、うっかりしていたら夜の食事を食いっぱくれるところでした。

マスクをしている人はチラホラいるだけで、欧米人も多く、彼らのほとんどはマスクはしていません、そんなに切迫したものは感じられず、とりあえず、数日後に合流した夫が日本からマスクと消毒ペーパーをたくさん持参してくれたので、どこに行くにもマスクを付ける事ができました。

泊まったホテルはオーチャードにあったので、近くのオーチャード通りを散策しました、日差しが強く暑いのですが、大きな樹々が多く、日陰は涼しいのです、風が吹けば本当に気持ちの良い事!周りは見渡す限りブランド店ばかり、本当にお金持ちが集まるところです、ブランド品に全く興味がない家族で良かった!

それでもTWGという有名な紅茶店にはどうしても行きたかったので、捜そうとしましたら、けっこうな数でそちこちにありました、私たちが入ったのはマリーナベイエリアにあるお店、カフェコーナーは狭かったのですが、3人分の席を確保、シンガポールの有名店ですから、お高い事! 家族には注文はお茶のみとくぎを刺しましたが、紅茶のみ3人分、日本円で約6000円!、シンガポールまで来てケチケチするな!と思うところではありますが、何もかもが高いので自粛です。

1月とは言え暑くて20分程、地上を歩いたところ、足にはうっすらと日焼けの跡が出来ました。

地上は暑いので、熱くなった身体を冷やそうと地下に行きますと、何と、しばらくすると、涼しいではなく、寒くなります、こんなに冷やさなくてもと思うのはご老体の私だけでしょうか?

スピード感が日本より早い

そこかしこにエスカレーターもあって移動は楽ですが、エスカレーターのスピードが日本よりかなり速くて、年配の人はどうしているんだろう?平気なのかな?人も多いし、老人が住むには厳しいところです。

市民は大勢の観光客の行く喧噪の中ではなくて、少し郊外に行けばとても住みやすそうですから、住まいは郊外の方が多いのでしょう。

有名な観光地でなければ、観光客は少なく開放感でいっぱい!公園もたくさんあって、マレー系の方々が良く樹々の下で、お弁当を広げていたり、お昼寝していたりして、ノンビリと過ごしていました、物価が高くなければ老後に住んでみたいと思う魅力的な国でした。