東京直下地震は起きるのか
「地震体験車」というのがあるのをご存じでしょうか?「起震車」とも言います、実際に地震が起きた際、冷静に対処できるようにシュミレーションが出来るのです、私は40代の頃、体験してみました、震度は「6」という設定でした、体験ですから、本物ではないとわかっていても、それはもう恐ろしくて足がすくんでしまいます、悲鳴を上げながら揺れるテーブルの脚にしがみついてしまいました、私だけではありません、一緒に体験したグループ5,6人が一斉に悲鳴をあげ、冷静に対処できる人はいませんでした、震度「7」だったらもっともっと怖いはずです、それを体験するには勇気が要ります。
とにかく怖いのです、車体の上に実際の家庭と同じ作りのリビングが設定されていますから、身近な体験のように思えますが、突然揺れ出して、思わずしがみついたテーブルは大きく揺れています、食器棚は戸が開いてパタパタとしており、いくつかの食器も落ちてきました、安全のため家具は固定されています、実際に起きたら食器は大量に落ちるでしょうし、家具は倒れ、東日本震災では冷蔵庫もピアノも飛んでくるといった被害者もいましたね、秋田の商店街育ちの友人が言うには秋田での大きな地震時に、一番怖かったのは隣の瀬戸物屋さんの食器が落ちて割れる音だと言っていました。
それから消火器を扱う訓練もしました、バケツの中で燃える火に消火器を向け噴射するのですが、これまた命中しないのです、簡単だと思われるでしょうが、焦りがそうさせるかと思います、ほんとうにそんな場面になったら、冷静にはなれないでしょう、機会を作って、訓練、シュミレーションしておくことをお薦めします
現在は「7」が経験できますし、起震車も進化し、改良されています、短時間激しく揺れる上下運動、」海溝型地震、長時間揺れる大きな横揺れ、高層階の長周期地震動などがあります、自信が来るのを不安がってばかりいるようでしたら、一度シュミレーションをしておくといいですね。
今後30年以内に首都直下地震は70%の確率で起きそうだと、日本政府も公式にアナウンスしています、30年以内ともうすでに何年も前から言われているので、もうそろそろと覚悟しておいた方が良いですね。
東京に限らずいつどこで起きるかわからないのが本当に怖いです、備えあれば憂いなしをこころに止めておきましょう!
都市型水害体験 暴風雨体験、街中でに地震体験など東京都内には7施設があります、参考に下記にURLを載せておきます。