シニアはついていけるのか中国のデジタル人民元導入時代

中国とアメリカが衝突しそうな日々のニュースを見ていると不安になります
でも、アメリカは中国という国を非難しているわけではなく、
「共産主義」を非難しているという見方があります、アメリカのように自由と民主主義を重んじていないようですから、でも、実のところは中国の台頭を抑えたいのでしょうか?

それにしても中国という国は長い歴史があり、素晴らしい文化があり、人材も優秀なのに、世界中から嫌われてしまいました、残念ですが、私の女友達数人は中国を嫌います、彼女たちは中国に行ったことも、中国の映画やドラマを見たことがありません、それは、どの国も真似できないほどのスケールの大きさなのですが、中国の素晴らしさを知ろうともしないのです。

それに日本のメディアも中国の良い面はあまり報道せず、滑稽なものや反感を持つような報道が多いように思います、14億人もいる国ですから、悪さをする人も他国に比べ桁違いかもしれません、私は上海に何度も行きましたが、10数年前でさえ未来都市のようで、ここでもスケールの大きさを実感しました、勿論、個人の見解ですよ。

しかしながら、コロナに対しての初期の対応、南沙諸島での振る舞い、香港の民主化阻止、台湾への介入等、軍事大国の横柄な振る舞いや独裁で秘密主義ときたら、怖いものがあります。

中国は2020年9月、デジタル人民元を中国国内で広範囲で試験運転をしていくと発表しています
やはり、デジタル化では中国は抜きんでていますね、中国としてはどの国よりも先に制したいところだと思います。

気づかないうちに世界はデジタル通貨時代に移行していく

日本ではあまり知られていませんが、カンボジア、スェーデン、バハマ、などもデジタル化を進めようとしています、facebookのリブラも、もしかしたらいつの日か普通に使われるようになっているかもしれませんね。

アメリカも中国のこういった動きに静観しているわけではないでしょう、facebookのリブラがアメリカで却下されたのは、ドルに代わってリブラが基軸通貨になってしまっては困るからですし、そこで中国のデジタル元が基軸通貨となってはもっと困りますし世界が混乱に陥ってしまいます。

日本はもっとIT化に積極的になるべきでしょう

日本でもデジタル化の動きがありますが、各所で研究しているようですが、気になるのが、今回のコロナ禍で日本のIT化の遅れが暴露されてしまいました、IT大臣がUSBを知らなかったり、80歳近い方がIT大臣だったりして問題になっていました、本当に平和ボケしていると思います、ここにきてもデジタル化は困るという人や中小企業が声を上げていますが、時代の流れですから努力するしかありません、取り残されるだけです。

日本人は日本は先進国で素晴らしい国と思っている人が多いですね、特に後進国に旅行していると日本人の優越意識が気になります、確かに先進国ではあるはずですが、かつての勢いは失われています、若い層より、我々シニア世代は、そういった意識を持つ方が顕著ですね、もっと現実を知るべきです。

シニア世代もデジタル通貨がよその国の事などと言っていられません、若い世代に遅れないよう、デジタル通貨を使いこなせるように仕組みから知って、使いこなせるスマートなシニアになっておきましょう!数年後には現金を持っているのはギャングだけともいわれていますから、頑固な邪魔じじいって言われないようにね。